病院の待合室は9時からずっと混んでいて、窓の外ばかり見ていました。
帰りに外へ出たら、風が思ったより冷たくて驚きました。
まだ半袖のままだったことを、少し後悔しました。
空は薄い灰色で、母は「平気よ」と言っていましたが、声はいつもより小さかったです。
横で聞きながら、自分の方が先に秋になっているような気がしました。
洗濯物も取り込まずに出てしまったので、帰ったらすっかり冷たくなっていました。
たたみながら、今日は疲れたな、とだけ思いました。
家に着いてからノートを開きましたが、書けたのは3行だけでした。
同じようなことをまた書いている自分に気づきます。
それでも、今日も開けたことだけは良かったことにします。
窓の外はまだ曇ったままです。
部屋の中だけ、少し暖かいです。
明日はもう少し厚い服を着て行こうと思います。
